『頭は「本の読み方」で磨かれる』を読みました。本は脳が育つための肥やしになる!

いつも行く書店のおすすめ本として並べられていて、なんとなく気になって買ったんですが。

頭は「本の読み方」で磨かれる
著:茂木健一郎

読みやすいし、面白い読書ガイド本でした。
著者は、テレビでもよくお見かけする脳科学者の茂木さんです。

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本の選び方、本の読み方、本の活かし方。
そういったことが、茂木さんの体験や脳科学の知識を交えて、読書をあまりしない人でも実践しやすいように書かれています。

しかし、私はむしろ本好きの人におすすめしたい。

私はこの本を読んで、「これわかる……」と思うことがたくさんありました。

たとえば小説だったら、主人公の人生を追体験することができる

「本を読む」ということは、「自分の経験を増やす」こと

まだ自分が知らない感情や経験を教えてくれる言葉がたくさんある

これわかる……!
泣きながらティッシュペーパー片手に小説読んでるときなんか、まさに、”自分の経験”として蓄積してる状態なじゃないかと思うんですよね。

本を読むことで取り入れた情報が、自分の経験と結びついて新しい意味をもち、発展していく。
自分の感情や体験として蓄積された知識は、発酵して育っていく、と茂木さんは書かれています。
本を読むことで得た知識は、脳を育てる肥やしになりますよ、と。

なるほど。
ふとしたときに、以前読んだ本にで得た知識や考え方が表に出てくるのは、「発酵して育った」結果なのか、と納得。

 

ほかにも、ジャンル問わず雑食に読むとか、ネット購入ではなく書店へ行くとか。
実践してみたくなる話がいろいろ詰まっていますよ。

私はこれからも、どんどん脳に肥やしを与えたいと思います。

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