人工だからこそ美しい
なんのことかって、ビスマスの人工結晶のことです。
ネットで検索すると画像がたくさん見つかりますが、幾何学的な形で表面が虹色に光っている、不思議な鉱物です。
Twitterで、ビスマスを自作している方が、「製造者がどこの国の人かで個性が出てくる」って、アメリカ、ドイツ、イギリスの製造者の標本をそれぞれに画像検索した結果をツイートしているのを見まして。
その画像を見ながら、私も欲しいなあ、と思ったのでした。
そもそもビスマス自体は銀色の鉱物で、自然ではあまり結晶化しないらしいです。
結晶化したものは、ごつごつした岩のような塊。
人工的に融解させると、冷えて結晶化するとき表面に酸化膜ができて、虹色に光る、あの不思議鉱物になるんですって。
へー。
美しい形に作るのは難しいし、同じ形のものはできないそう。
その、一つとして同じ形がないところも魅力なんですよね!
ちなみに。
ビスマスの人工結晶は家庭でも作れなくはないようです。
作り方が載った本も出ているし、ネットで検索すると作り方の紹介ページが出てきます。
ただし、融けたビスマスの温度は200度を超えます。
道具をきちんと揃えて安全第一にして臨まないと、火傷とか、下手すると失明もありうるので要注意!
あと、万が一、こぼれたりしたら床が大惨事です!
自分で作ることが目的じゃないのなら、買った方が楽だし安全かと。
ネットでも大小いろいろ販売されていますが、個人的には小さい結晶が好みです。
試験管とか小さめの瓶に詰めて眺めたら幸せな気分になれると思う。
なんか、魔法使えそうじゃないですか!
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